算崩しは、「算木崩し」の意味で、「算木」とは、中国数学や和算の計算道具として用いられた細長い木の棒です。

算木(さんぎ),Jccsvq, CC BY-SA 4.0 <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0>, via Wikimedia Commons,Link
算木はタテ、ヨコに置いて数を表現しますが、算木を崩したような様子が美しい柄にみえることから「算木崩し」、「算崩し(三崩し)」などと名付けられました。
網代(草や竹、木材などを材料に縦緯、あるいは斜めに交互に編んだもの)に似ているため、「網代組」や「網代文様」などともいわれます。 続きを読む