『魏志倭人伝』は、中国の三国時代についての歴史書です。
『魏志倭人伝』とは、中国の歴史書『三国志』に収められた『魏書』うちの「東夷伝」の項の「倭人」の条にあたる部分のことを通称しています。
「東夷伝」とは、中国の歴史書の中で、中国の東方に住んでいる諸民族について書かれた記述のことです。
3世紀初頭に「倭国の女王」と称された卑弥呼が、中国の三国時代に華北を支配した王朝であった魏への贈りものとして、染織品も挙げられているため、弥生時代にはすでにある程度の染織技術があったと考えられます。 続きを読む