人類にとって、繊維の中でも麻との関わりが最も古くからあると言われます。
紀元前約1万年前の新石器時代の遺跡から、麻織物が出土しています。
また、紀元前の古代エジプトのミイラは、麻の布で包んでありました。 続きを読む
人類にとって、繊維の中でも麻との関わりが最も古くからあると言われます。
紀元前約1万年前の新石器時代の遺跡から、麻織物が出土しています。
また、紀元前の古代エジプトのミイラは、麻の布で包んでありました。 続きを読む
奈良晒とは、麻の生平を晒して(漂白)して白くしたもので、麻織物のなかでは高級品とされていました。
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こぎんとは、麻でできた単衣(裏地がない着物)の仕事着を表します。
東北地方の中で、特に青森県や秋田の日本海側の地域で「こぎん」という呼称が使われていました。
江戸時代後期の明和〜安政年間の文献に、「小巾」の文字が見られています。
青森県の津軽地方では、藍染で濃紺に染められた麻布の長着、短着の背中と前身頃に白い木綿糸で刺しつづる(刺子)、「こぎん刺し着物(津軽刺しこぎん)」があります。 続きを読む