文様(模様)の配置が密になっているものを、間隔をおいて散らした文様である「遠文」に対して、「滋文」や「繁文」などと言います。
デザインにおける滋文(しげもん)・繁文(しげもん)
菱形の菱文を隙間なく織り出したものを「繁菱文」と言ったり、目結(鹿の子絞り)を密にしたものを「滋目結」と表現します。
上記の例のように、「滋」と「繁」という言葉が頭につくことで、模様が密なことを表現する言葉となっています。
スリーブ(sleeve)は、日本語では袖にあたる部分です。
キモノスリーブ(kimono sleeve)とは、その名前の通りですが、日本の着物からインスパイアを受けて、ヨーロッパで表現された袖の形です。
そもそもの着物(キモノ)の語源は、「着る物が詰まった」とされ、室町時代末期には「着る物」と「着物」が併用されており、のちに「着物」の語が定着したとされています。
キモノスリーブに対する解釈は、その言葉の発生から現在に至るまでに、変わってきている点もあるようです。 続きを読む
薩摩絣は、文献によると、江戸時代の元文5年(1740年)に織り始められたと記録されています。
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ヒトの肌の色を決め、人種、性別、季節、身体の部位によってその違いを生み出すのは、メラニン(melanin)と血中のヘモグロビン(hemoglobin)が大きな要因となっています。 続きを読む
2色以上の糸を使用し、経(たて)、または緯(よこ)、あるいは経緯に筋を表した模様(文様)を、縞や格子と呼んでいます。
縞織物は基本的に、縦縞(竪縞)、横縞、格子縞の3種類のうちのどれかに当てはまります。
使用されている糸の色や素材、糸の太細、緻密さ、配色、縞の幅の広狭、金銀糸の使用、紋織の併用など、組み合わせによってありとあらゆるの縞織物が存在します。 続きを読む
衣服と染織模様は、世界中のそれぞれの土地で発達していきましたが、歴史的にみると西洋と東洋という大きな括りでも基本的なスタイルの違いをみつけることができます。
模様に関しては、世界各地にさまざまな柄が存在していますが、それぞれの地域や国、民族などの思想や生命観、宇宙観といったものを反映していました。
歴史的には、西洋には西洋の模様があり、東洋には東洋の独自の模様があり、それぞれ人々に育まれてきたのです。
衣服(ファッション)においても、もちろん一概には言えることではありませんが、西洋と東洋の特徴や違いを挙げることができます。
太布とは、古代の栲布(楮布)のように、楮や穀の繊維を糸にして織った布を表す言葉とされます。
後に藤や大麻、科など、雑繊維で織る粗布の類も含めて太布と呼ぶようになりました。 続きを読む