群青とウルトラマリンブルー。2種類の青い鉱物から生まれる美しい顔料

空の青、海の青。

私たちの身の回りは青色で溢れていますが、もし自然の世界から青色を取り出そうとすると、実際に手にできる青が非常に少ないことに気がつきます。

そのため、古くから人々は青色を絵具として手にするために、お金と時間と手間をかけてきたのです。

青色の顔料として、古くから非常に有名なのが、東西問わず世界中で使われていた群青(ぐんじょう)と西洋で大切にされてきたウルトラマリンブルーの二種類です。

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浮世絵に使用された主要な絵具。錦絵、紅絵に使用された有機絵具と無機絵具

浮世絵は、江戸時代初期に成立した絵画のジャンルのひとつで、暮らしや風俗、その時の流行などが反映された絵の総称を言います。

さまざまな色で表現された浮世絵ですが、実際にどのような絵具が使用されていたのでしょうか。 続きを読む

正倉院宝物にみる顔料と染料

奈良・平安時代の中央・地方の官庁や大寺には、穀物や財物などの重要物品を納める正倉が設けられていました。

日本中、あちこちに置かれた正倉は、今日に至るまでにさまざまな理由で亡んでしまい、現在残っているのが、東大寺正倉院内の正倉一棟だけです。これがすなわち、正倉院宝庫です。

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東大寺正倉院/あずきごはん/CC BY-SA 4.0/via Wikimedia Commons,Link

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織物・生地の地の目を正しく読む方法

織物は、経糸と緯糸から組織されていますが、経糸と緯糸の方向を「地の目」と言います。

緯糸は織物の「耳(みみ)」に対して平行にはしっています。

経糸の方向を「経の地の目」といい、経の地の目を横切ってはしる糸の方向を「緯の地の目」といいます。 続きを読む

ファッション・服飾における黄金比、黄金分割。洋服が綺麗にみえるバランスを論理的に理解する

ファッションにおいて、外見が綺麗に見せることができるバランスがあります。

黄金比という言葉を聞いたことがある方もいると思いますが、黄金比を用いて長さを分けることで、見栄えの良いバランスがとれるのです。

黄金比を用いて長さを分けるので、黄金分割(GoldenMean)または黄金比分割といいます。 続きを読む

お金(小銭・硬貨)がサビると何色になるか?硬貨の色の違いについて

普段の生活のなかでお金として使っている小銭は、私たちの暮らしの中でもっとも身近な金属のひとつです。

1円、5円、10円、50円、100円、500円と6種類の硬貨がありますが、買い物の最中、瞬時にそれをどのように見分けているでしょうか? 続きを読む

紋付の紋の起源と歴史。武家、公家、町人の家紋と紋の位置について

紋というと、基本的に「家紋」を表し、代々その家に伝わる家の印として、家系や個人を識別し、その地位を表すために使われてきました。

紋は専ら武家の男子に用いられていましたが、江戸時代中期以降に、武家の女子にも使い始められ、彼女たちの小袖の背中と両袖に一つずつ染め抜かれるようになりました。 続きを読む