エポレット(epaulet/epaulette)とは、トレンチコートやカジュアルなジャケットなどに見られる肩章のことで、肩線に取り付けた細くて平たい布を表します。
肩章とは、制服や礼服などの肩の線に沿って装着される細長い布やモールなどでできた付属品で、官職や階級などを示す目印としての役割があります。
エポレット(epaulet/epaulette)とは、トレンチコートやカジュアルなジャケットなどに見られる肩章のことで、肩線に取り付けた細くて平たい布を表します。
肩章とは、制服や礼服などの肩の線に沿って装着される細長い布やモールなどでできた付属品で、官職や階級などを示す目印としての役割があります。
縫製したい生地に対して、適したミシン糸(縫い糸)を選ぶのは非常に大切です。
ミシン糸の選択は、製品の質を向上させ、縫製の良し悪しにも影響してきます。
本記事では、素材に合った正しい縫い糸の選び方と縫い糸の種類について紹介していきます。 続きを読む
ある一つの枠組みの中にデザイン(図様)した模様(文様)を収めたものを、囲文や囲模様と言います。
枠組みがあることによって、単独の模様(文様)として構成されています。
連続模様のモチーフともなり、風呂敷や座布団、クッションなどのデザインによく用いられました。
陰萌黄色は、染め色としては萌黄の黒味を帯びた色です。 続きを読む
隠笠文とは、宝尽くし文(たからづくしもん)のひとつで、この笠をかぶるとどこからも見えないという想像上の宝物です。
隠蓑文も同じく宝尽くし文(たからづくしもん)のひとつで、これを着用すれば身を隠すことができるとされていた想像上の蓑です。
蓑とは、稲の藁など、主に植物を編んで作られた伝統的な雨具の一種です。
隠笠文と隠蓑文は、吉祥の意味を持っていたことから染織品のデザインに多く用いられてきた模様(文様)です。
繊維におけるセルロース(cellulose)とは、天然の有機化合物のひとつで、植物に細胞(cell)として生成しています。
セルロースは、フランス人化学者であったアンセルム・ペイアン(1795年〜1871年)によって発見され、命名されました。 続きを読む
ウールやシルクなどの動物性の繊維であれば、比較的かんたんに染められますが、木綿を草木染めする場合は非常に難しいです。
草木を煮出して染め液を抽出しない藍染であれば、木綿との相性が良いのでよく染まりますが、いわゆる草木染めのなかでは特殊な例となっています。
一般的な煮出して染めるような草木染めは植物性の繊維に染まりづらいので、木綿や麻などの植物性の繊維を染めるためには特殊な下処理が必要です。
木綿を草木染めで染色する場合、例外的に絹よりよく染まることもありますが、基本的には絹に比べて染まりが悪く、染まったとしても淡くしか染まりません。 続きを読む
そめものいも(学名Dioscorea cirrhosa)は、ヤマノイモ科に属する熱帯地域に自生する植物で、長さが10mにもなるつる性の多年草です。
沖縄の八重山上布の絣糸を染めるための茶色の染料として「染物芋」(クール・紅露)が知られています。
和名の「そめものいも」は、地中に80㎝ほどにも成長する黒みがかった赤色の塊根(芋)があり、これが赤褐色の色素を含み、染色に使用することから由来しています。
そめものいもは、マングローブの木(漂木)や車輪梅などと共に、魚介類を捕獲するために用いる漁網を丈夫にし、扱いやすくするために使用されたカテコールタンニン系の染料です。
マングローブの樹皮にはタンニンが多く含まれているので、抗菌や防腐の効果も高いとされています。 続きを読む
タンニン(タンニン酸)は、染色・草木染めにおいて非常によく知られている成分です。
タンニンの定義としては、「植物界に広く分布し、水に良く溶け、収れん性の強い水溶液を与え、皮を鞣す作用を有する物質の総称」とされています。 続きを読む
鴛鴦(オシドリ)は、雄の姿が特に美しく、多彩な羽根色や脇腹の銀杏羽(いちょうばね)、後頭部の冠羽(かんう)が特徴的です。
中国古代に、「君子万年(教養や徳の高い立派な人はいつまでも長生きであるということを表わした四字熟語)」を祝うめでたい鳥としてや、夫婦和合(夫婦円満)の象徴とされました。
日本でもこの思想を受け、二羽の鳥が翼を並べること(男女の仲睦まじい様子)のめでたさや翼の美しさをモチーフに、「鴛鴦文(おしどりもん)」として模様化(文様化)しました。
鴛鴦(オシドリ)Pair of mandarin ducks,© Francis C. Franklin / CC-BY-SA-3.0, CC BY-SA 3.0 <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0>, via Wikimedia Commons,Link