色止めとは、染料を繊維に固着させ、水洗いや洗濯における堅牢度を高めるために行う処理(薬剤処理)のことを言います。 続きを読む
投稿者「iroai.jp」のアーカイブ
染色・草木染めにおける杏(あんず)。薬用効果や歴史について

アリザリン染料とは?アニザリン染料の色合いについて
アリザリン (alizarin) は西洋茜(学名:Rubia tinctorum)の根から採取される赤色の染料で、西洋茜の色素に含まれる化合物のひとつです。 続きを読む
赤(あか)とは?
赤は、それを見る人に動的な感じを与え、暖かみを与えるような色合いです。
赤は、中国では五色の一つとされていました。
古く中国では、青(藍)、赤(朱)、黄、白、黒(玄)の五つの色を「五色」としており、五色は、正色とされ、その中間の色を「間色」として、間色は正しくない色であり、聖人君主は用いる色ではないとしていました。 続きを読む
中国の五色(ごしき)。青、赤、黄、白、黒の五つの色を表す正色(せいしき)
古く中国では、青(藍)、赤(朱)、黄、白、黒(玄)の五つの色を「五色」としていました。
五色は、正色とされ、その中間の色は「間色」と呼ばれていました。
孔子が、『論語』の中で、朱色(赤)に代わって紫色が喜ばれたことを嘆いていますが、これも正色から外れた色だからとも考えられます。
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村山大島紬(むらやまおおしまつむぎ)とは?村山大島紬の技法について
東京都の村山地方(東村山あたり)で盛んに織られていた紬の織物で、本場の大島紬に対してこの名前が付けられました。
関東平野の狭山丘陵地帯は、古代から大陸の半島から帰化した人々によって、養蚕や染織が行われていたと伝えられています。 続きを読む

紅型(びんがた)とは?紅型の技法について
紅型の語源や起源については諸説あり、はっきりとはしていません。
「紅」とは単に紅色を表すだけでなく、広く色彩全般も意味します。
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染色・草木染めの媒染における木酢酸鉄(もくさくさんてつ)

染色・草木染めにおける山藍(ヤマアイ)。山藍の特徴や分布、染色方法と歴史について
山藍(学名 Mercurialis leiocarpa) は、トウダイグサ科、ヤマアイ属の植物で、群をなして生い茂ります。
学名のMercurialis leiocarpaは、江戸時代の弘化2年(1845年)にドイツ人のシーボルトが日本古来の資料をもとにして命名し、Mercurialisは、ギリシャ神話の女神である「マーキュリー」からとったもので、leiocarpaは「平滑な果実」の意味であるとされています。
トウダイクサ科の植物は有用なものが多く、パラゴムノキやマニホットゴムなど樹液から天然ゴムが採れたり、タピオカの原料になるキャッサバ、種子からひまし油が採れるトウゴマなど様々あります。 続きを読む
宮古上布(みやこじょうふ)とは?宮古上布の技法について
宮古上布とは、沖縄の宮古島で織られる織物で、越後上布、能登上布と並んで、日本においても代表的な上布の一つです。 続きを読む