織物は、経糸と緯糸から組織されていますが、経糸と緯糸の方向を「地の目」と言います。
緯糸は織物の「耳」に対して、平行にはしっています。
経糸の方向を「経の地の目」といい、経の地の目を横切ってはしる糸の方向を「緯の地の目」といいます。 続きを読む
織物は、経糸と緯糸から組織されていますが、経糸と緯糸の方向を「地の目」と言います。
緯糸は織物の「耳」に対して、平行にはしっています。
経糸の方向を「経の地の目」といい、経の地の目を横切ってはしる糸の方向を「緯の地の目」といいます。 続きを読む
野薔薇(野茨)(学名Rosa multiflora)は、野生のバラにおける代表的な品種です。
花屋などで観賞用として売られているバラの原種の一つであり、野薔薇から数々の品種が作り出されてきました。
英語のRosaはラテン語のRosaに由来し、バラ属(Rosa)に属するものは非常に多く、さまざまな種類を含んでいます。
multifloraは、花が房状に咲くことから、ラテン語で「花が多い」を意味します。 続きを読む
車輪梅は、日本においては九州南部に自生しているものが多く、特に奄美大島ではテーチキ、テカチキと呼ばれ、大島紬における染料植物として有名です。
車輪梅は、2〜4mほどのバラ科の常緑樹で、名前の由来は、葉っぱが枝先に車輪状に付き、4月から5月ごろにウメに似た白色の花がウメにが、円すい状に集まって開花しすることから命名されました。
ツバキ科モッコク属に分類される木斛の葉っぱに似ているところから、ハマモッコクとも呼ばれたりします。
樹皮や樹木、根っこから作られた染料が、大島紬の泥染に使われることで知られている車輪梅について紹介します。 続きを読む
ものづくりと一口にいっても、世の中にはさまざまなものづくりがあります。
低価格で、大量にものをつくるのであれば、機械に頼ったものづくりになります。
いわゆる量産品ですが、これがものづくり産業の大部分を占めています。
一方で、価格は高いし、数をつくれないものづくりもあります。それは、人の手作業が必要となるものづくりです。
価格と生産量において機械には太刀打ちできない、後者のものづくりの利点とはなんでしょうか。
個人的には、手作業であるからこその非効率の価値があると考えています。 続きを読む
ものづくりの分野、とりわけ全ての工程を機械やロボットで完結するのではなく、人の手が必要とされる手仕事などは、非効率にみえる作業部分が多くあります。
手仕事においては、人の手が必要な非効率な部分こそが、大きな価値として評価される点でもあるのです。手仕事の手のかかる部分に、しっかりと時間を割くということは言うまでもありません。
ただ、分野にもよりますが、なかなか手仕事でご飯を食べていくのは難しいところです。なぜなら、手仕事であるため、投下した時間に対する生産量に限りがあるからです。
限りがあるなかでどうやって、利益を効率よく出すことができるかを考える第一歩として、まずは手をかける作業以外の工程を徹底的に効率化する意識を持つことが大事だと思います。
本を開いたとき外側にくる部分のことを小口と言いますが、小口の部分に絵を描くことを、フォアエッジペインティング(Fore-edge painting)と言います。
フォアエッジペインティング(Fore-edge painting)は、日本においては小口絵と呼ばれているものです。
ウィキペディアのフォアエッジペインティング(Fore-edge painting)に関する記述によると、最も初期の小口絵の登場は、10世紀頃までさかのぼるそうです。
参照:Fore-edge painting From Wikipedia
イギリスでは、14世紀には金色や他の色彩の紋章のデザインがあったり、本が閉じられたときに絵が見えないような描かれ方がされた最初の例が、1649年のものであるとされています。
現在では、フォアエッジペインティング(Fore-edge painting)を専門とするアーティストもいるようです。
Amazonを日常的に利用して、月額を支払ってプレイム会員になっている人はたくさんいます。
購入するものといえば、日用品から電化製品、本などが一般的で、なかなかAmazonを使って衣類を購入した人は少ないかもしれません。
ファッションECの分野ではAmazonは遅れをとってきた方で、増えてきたとはいえ取り扱いブランドや取り扱い数ともにまだまだ発展途上といえます。
しかし、Amazonで衣類を購入する利点は確かにあり、作業着や仕事着、靴下などは特に購入するメリットがあると考えています。
2022年11月25日〜12月1日まで行われる大型セール、Amazonブラックフライデーにおいてはファッションアイテムが、70%オフになることもあるので期間中は要チェックです。
虎杖(学名 Reynoutria japonica)は、日本各地の山野や道ばた、土手などに群生するタデ科の多年草で、日本や朝鮮半島、中国などに分布しています。
春から秋にかけて多数の白や薄紅色の小さい花が咲き、花が夏の季語に用いられています。
漢名の虎杖は、明代の李時珍(1518-1593年)が26年の歳月をかけ、700あまりの古典を調べ、自らの調査も合わせて1900種の薬物について記述した本草書である『本草綱目』に由来が記述されており、「杖とはその茎を形容したもの、虎とはその斑を形容したもの」とあります。
染色に使用する道具に、張木と伸子があります。
共に使用する生地の巾に合ったものか、少し大きめのものを選びます。 続きを読む
譲葉(学名 Daphniphyllum macropodum Miq.)は、本州中南部、四国、九州を中心に海から離れた内陸の山地に自生し、海外では、朝鮮半島や中国にも分布しています。
属名のDaphniphyllumは、 ギリシャ語のdaphne(月桂樹の古名)+phyllon(葉)で、月桂樹の葉のようなさまであることを意味しており、種名のmacropodumは、大脚、もしくは長脚の意味で、葉っぱが長いことに由来しています。
常緑樹で、樹高は4m〜10mほどの高さまで成長し、葉っぱは15cm〜20cmほどの大きさになり、葉の美しさから、庭木としても用いられます。
新しい葉の出る初夏の時期に、黄緑色の小さな花をつけます。雌雄異株で、受粉後には雌花は楕円形の実となり、熟すと黒味がかった藍色になります。