ファッション」カテゴリーアーカイブ

アパレル(apparel)とは?アパレルの語源や由来について

「アパレル(apparel)」とは、日本では「衣服」の意味で用い、1970年代初期ごろから「アパレル製品」、「アパレル産業」、「アパレル製造業」などのように使われるようになりました。

現在では、「衣服」という意味から派生して、「アパレル」という言葉だけで、衣服の製造や販売を行っている会社や服飾系の業種や職種を意味するようになっています。
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丈長でゆったりとしたコート風の衣服であるカフタン(caftan)

丈長でゆったりとしたコート風の衣服であるカフタン(caftan)は、中央アジアの草原地帯に起源があると言われます。

カフタン,Moroccan Kaftan, National Museum of African Art (1)

カフタン,Kaftan,Smithsonian National Museum of African Art, CC0, via Wikimedia Commons,Link

トルコの王様が功労者に栄誉を与え、外国の大使の名誉のためにカフタン(caftan)を授けたとされます。

ササン朝のペルシャの人物像もカフタンのような衣服と長ズボンを着用しており、中世以後のトルコ人はほとんどカフタン姿で現わされています。

近世の東洋好みの一端としてトルコ風の衣服、すなわちカフタンのようなものを西欧人が着用しているのが、肖像画にも残っています。

カフタン・コート

1955年にディオール(DIOR)が、カフタンをヒントにコート(カフタン・コート)を作りました。

長い切れ込みがあり、後ろでボタン留めとなる仕様になっていました。

日本における甲冑(かっちゅう)の移り変わりと歴史

甲冑かっちゅうとは、弓矢や刀槍とうそう(刀と槍)などによって行う戦闘に対し、身体を保護するために着用する武装を表します。

通常、胴部に着用するものを「よろい」といい、「甲」や「鎧」などの字を当てます。

頭部にかぶるものを「かぶと」といい、「冑」や「兜」の字を用います。 続きを読む

鎌倉時代後期の生活様式や服装などがわかる『春日権現験記(かすがごんげんけんき)』

春日権現験記かすがごんげんけんき』は、 鎌倉時代の絵巻物で延慶えんきょう2年(1309年)に、時の左大臣であった西園寺公衡さいおんじきんひらの発案によって描かれました。

絵は、宮廷絵所の長であった高階隆兼たかしなたかかねによって描かれ、詞は、鷹司基忠たかつかさもとただとその息子達によって書かれています。

春日権現験記かすがごんげんけんき』は全21巻(うち1巻は目録と序文のみ)で、春日大社に奉納されました。 続きを読む

エポレット(epaulet)とは?トレンチコートなどに見られる肩章(けんしょう)について

エポレット(epaulet/epaulette)とは、トレンチコートやカジュアルなジャケットなどに見られる肩章けんしょうのことで、肩線に取り付けた細くて平たい布を表します。

肩章けんしょうとは、制服や礼服などの肩の線に沿って装着される細長い布やモールなどでできた付属品で、官職や階級などを示す目印としての役割があります。

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白地紋尽文厚板 能装束(のうしょうぞく)

装束(しょうぞく)とは?一定の格式や慣習にかなった衣服、およびその装い

装束しょうぞくという言葉は、体の保護や威厳を示すために身にまとうものを意味しますが、特に一定の格式にかなった衣服、およびその装いを表します。

宝亀ほうき11年(780年)に書かれた『西大寺資材流記帳せいだいじしざいるきちょう』の780年の項には、「羅陵王装束・・・・」とあったり、平安時代中期の10世紀後半に成立した日本最古の長編物語である「うつほ物語(宇津保物語)」には、「夏冬のしゃうぞく・・・女のしゃうぞくきよげにしゃうぞく・・・」などとの記載があるなど、古くから「装束」という言葉が使用されていたことがわかります。 続きを読む

和服・着物における帯(おび)の由来や語源について

和服・着物におけるおびは、主に和服の胴部分に巻きつけて、着物がはだけるのを防いだり、下半身に着用している衣服がずり落ちないようにしたりする役割のものをいいます。

かつてはおび武器などを体に固定しておいたり、権威などの象徴として装飾的な性格も持っていました。 続きを読む