小袖は現在の「きもの」の原型にあたるもので、その名の通り、袖口が狭く詰まった仕立てになっています。
小袖の起源は、平安時代中頃に庶民の日常着や宮廷における男女の下着から発生したと言われています。
鎌倉から室町時代において武家が台頭してくるにつれて、服装の簡略化が進み、上層階級に下着として用いられていた小袖はだんだんと上着として使われて、庶民の小袖も上質化してきました。
その後、政治、文化の転換点である応仁の乱(1467年〜1477年)を境に、各階層共通の衣装の形式として小袖が完成したのです。