カシミヤ(cashmere)は「繊維の宝石」とも呼ばれ、長い歴史の中で常に高品質な繊維としての高い地位を維持してきました。
カシミヤと呼ばれるのは、インド北西部の高山地帯のカシミール地方に生息しているカシミヤヤギ(カシミヤ山羊)に由来があります。
カシミヤヤギから取れる優良な毛は、絹(シルク)に似た光沢を持ち、繊維もしっかりしており(強靭)、滑りが良いのが特徴的です。 続きを読む
カシミヤ(cashmere)は「繊維の宝石」とも呼ばれ、長い歴史の中で常に高品質な繊維としての高い地位を維持してきました。
カシミヤと呼ばれるのは、インド北西部の高山地帯のカシミール地方に生息しているカシミヤヤギ(カシミヤ山羊)に由来があります。
カシミヤヤギから取れる優良な毛は、絹(シルク)に似た光沢を持ち、繊維もしっかりしており(強靭)、滑りが良いのが特徴的です。 続きを読む
ファッション・服飾におけるガゼット(gusset)とは、着心地をよくしたり、布を補強するために衣服や手袋、靴などに挟み込んだり、継ぎ足すようにして付ける長方形や台形、三角形の布や革を表します。 続きを読む
ファッション・服飾において、「飾り〇〇」という言葉がありますが、そこにあるように装飾的に見せて、実際には機能性がないものを表します。 続きを読む
綿花はアオイ科のワタ属・ゴシピウム属に入り、20種類ほどの品種が残っています。 続きを読む
ファッション・服飾におけるオープンカラー(open collar)とは、前開きの襟で、「カラー(上襟)」に小さいラぺル(下襟)が続いており、接合部に小さいノッチ(刻み)があるものをいいます。
オープンカラー(open collar)は、第一ボタンを留めないことを前提としたカジュアルなデザインのシャツ襟のことを表します。 続きを読む
ニット製品のデザインで使用される「タートルネック(turtle neck)」は、伸縮性の良いゴムあみで首にピッタリとくっついていますが、「オフタートルネック(off turtle neck)」は、それを意識的に緩くして、ゆったりした首回りにしたものを表します。
オフタートル(off turtle)の「オフ(off)」は「〜から離れて」を意味し、「タートル(turtle)」とは動物のカメの事ですが、「タートルネック(turtle neck)」という言葉は、首の部分が亀の首を連想させるため生まれました。
ピッタリと首にくっついたような「タートルネック(turtle neck)」から「離れて(off)」いるため、「オフタートルネック(off turtle neck)」なのです。 続きを読む
藍染の歴史は非常に古く、古代エジプトではミイラを包む布が藍染されており、紀元前2000年前には藍が利用されていたとされています。
藍の色素を持つ植物も多種多様で、それぞれの地域にあった植物を使用し、さまざまな方法で藍染が行われてきたのです。
日本において、江戸時代に入ってからの服飾は藍一色に塗りつぶされたと言っても過言ではないほど、藍は庶民の身近な色として親しまれてきました。 続きを読む
ラベンダー(学名:Lavandula angustifolia)は、地中海沿岸が原産とされるシソ科の植物で、伝統的にハーブとして古代エジプト、ギリシャ、ローマ、アラビア、ヨーロッパなどで薬や調理に利用されてきました。
ラベンダーという名前は、ラテン語で「洗う」という意味の「ラワーレ(lavare)」という語からきており、洗濯や入浴に使用していたという歴史があります。
民間薬としては花を乾燥させて、入浴剤としてリウマチの治療に用いられ、麻を洗濯する際に香りづけと殺菌を兼ねて使われました。
ラベンダー(lavender)の花は、観賞用だけではなく、満開の状態で刈り取られて香水の原料に使用されたり、ハーブティーなどにも使用されます。
ラベンダーの花を染色に使用する場合は、生のままか、乾燥したドライフラワーのどちらも活用できますが、染まりあがりの色合いはどちらを使用するかによって変わってきます。
ラベンダー(lavender),Maja Dumat from Deutschland (Germany), CC BY 2.0 <https://creativecommons.org/licenses/by/2.0>, via Wikimedia Commons,Link
オートクチュール(haute couture)は、フランス語で「高級衣装店・高級既製服」という意味ですが、英語でも通用しています。
婦人服のファッションの発信地は、多くの場合フランス・パリのオートクチュールからとされます。
オートクチュール(haute couture)とは、特定のお客様に対してそのお客様のために仕立てた一点物の高級仕立服のことを表します。 続きを読む