ファッション・服飾におけるオープンカラー(open collar)とは、前開きの襟で、「カラー(上襟)」に小さいラぺル(下襟)が続いており、接合部に小さいノッチ(刻み)があるものをいいます。
オープンカラー(open collar)は、第一ボタンを留めないことを前提としたカジュアルなデザインのシャツ襟のことを表します。 続きを読む
ファッション・服飾におけるオープンカラー(open collar)とは、前開きの襟で、「カラー(上襟)」に小さいラぺル(下襟)が続いており、接合部に小さいノッチ(刻み)があるものをいいます。
オープンカラー(open collar)は、第一ボタンを留めないことを前提としたカジュアルなデザインのシャツ襟のことを表します。 続きを読む
ニット製品のデザインで使用される「タートルネック(turtle neck)」は、伸縮性の良いゴムあみで首にピッタリとくっついていますが、「オフタートルネック(off turtle neck)」は、それを意識的に緩くして、ゆったりした首回りにしたものを表します。
オフタートル(off turtle)の「オフ(off)」は「〜から離れて」を意味し、「タートル(turtle)」とは動物のカメの事ですが、「タートルネック(turtle neck)」という言葉は、首の部分が亀の首を連想させるため生まれました。
ピッタリと首にくっついたような「タートルネック(turtle neck)」から「離れて(off)」いるため、「オフタートルネック(off turtle neck)」なのです。 続きを読む
藍染の歴史は非常に古く、古代エジプトではミイラを包む布が藍染されており、紀元前2000年前には藍が利用されていたとされています。
藍の色素を持つ植物も多種多様で、それぞれの地域にあった植物を使用し、さまざまな方法で藍染が行われてきたのです。
日本において、江戸時代に入ってからの服飾は藍一色に塗りつぶされたと言っても過言ではないほど、藍は庶民の身近な色として親しまれてきました。 続きを読む
ラベンダー(学名:Lavandula angustifolia)は、地中海沿岸が原産とされるシソ科の植物で、伝統的にハーブとして古代エジプト、ギリシャ、ローマ、アラビア、ヨーロッパなどで薬や調理に利用されてきました。
ラベンダーという名前は、ラテン語で「洗う」という意味の「ラワーレ(lavare)」という語からきており、洗濯や入浴に使用していたという歴史があります。
民間薬としては花を乾燥させて、入浴剤としてリウマチの治療に用いられ、麻を洗濯する際に香りづけと殺菌を兼ねて使われました。
ラベンダー(lavender)の花は、観賞用だけではなく、満開の状態で刈り取られて香水の原料に使用されたり、ハーブティーなどにも使用されます。
ラベンダーの花を染色に使用する場合は、生のままか、乾燥したドライフラワーのどちらも活用できますが、染まりあがりの色合いはどちらを使用するかによって変わってきます。
ラベンダー(lavender),Maja Dumat from Deutschland (Germany), CC BY 2.0 <https://creativecommons.org/licenses/by/2.0>, via Wikimedia Commons,Link
オートクチュール(haute couture)は、フランス語で「高級衣装店・高級既製服」という意味ですが、英語でも通用しています。
婦人服のファッションの発信地は、多くの場合フランス・パリのオートクチュールからとされます。
オートクチュール(haute couture)とは、特定のお客様に対してそのお客様のために仕立てた一点物の高級仕立服のことを表します。 続きを読む
織物には基本とされる構造があり、平織り、綾織り、朱子織は、三原組織と呼ばれています。
織りの三原組織の基本をベースにして、そこから変化を加えることでさまざまな織りの模様を表現できます。 続きを読む
ファッション・服飾における肘当て(ひじあて)・エルボーパッチ(elbow patch)は、ジャケットやセーターなどの肘(エルボー)の部分に縫い付ける長方形の革や布のことを表します。
エルボーパッチ(elbow patch)のパッチ(patch)は、「布きれ」の意味です。 続きを読む
オパール加工(Opal finish)とは、耐薬品性(各薬品に対しての耐久性のこと)の異なる繊維を用いた交織の織物などに、一方の繊維を溶解(腐食)させる薬品を模様状にプリントし(印捺)、その部分を除去(抜食)して透かし、レース状の布に加工することをいいます。
「オパール」は、宝石の名前からきており、本来は布の上にオパール調の模様を出すオパール捺染のことでした。
オパール加工は、抜食加工(burn out finishing)、抜食捺染とも言います。
また、布全体を抜食することは、オールバーンアウト加工(All burn out)などといいます。 続きを読む
革染めで有名なものに、燻革というものがあります。
燻革とは、燻という言葉にあるように煙を利用して染められた革のことです。
人類史上、けものの皮の保存方法として原始的に最初に気づいた手段は、煙で燻す「煙なめし」であったとされています。
煙で染色できるという点も、その関連で必然的に発見されたのでしょう。
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