絵絣とは、絣糸によって絵模様(文様)を織り出した絣織の一種です。
鳥取県の出雲広瀬、弓ヶ浜、倉吉などの山陰地方で多く製造され、福岡県の久留米なども、絵絣の産地として知られていました。
「絵絣」という名前自体は、昭和7年(1932年)〜昭和10年(1935年)ごろに、柳宗悦を中心に集まった初期民芸運動の人々の間で生まれ、定着していったと考えられます。 続きを読む
織物は、経糸と緯糸が互いに交差しあってできる布ですが、織り込もうと思えば、大抵どのようなものでも緯糸として使用できます。
例えば、和紙やイネ科の多年草である葭、ヤシ科のツル性植物である籐、木の皮などを糸にして緯糸に織り込んでいる織物などさまざまあります。 続きを読む
日本では室町時代頃から茶の湯が行われ、茶人達は海外から舶来した珍しい裂を競って入手しようとしていました。
朝鮮や中国、ポルトガルやオランダなどの船によって、インドや東南アジア、ヨーロッパなど、様々な国から珍しい織物が運ばれ、とりわけ縞柄の織物が人々の間で人気を博しました。
縞織物は基本的に、縦縞(竪縞)、横縞、格子縞の3種類のうちのどれかに当てはまります。
用いられている色の素材や糸の太細、緻密さ、配色、縞の幅の広狭、金銀糸の使用、紋織の併用など、ありとあらゆるの縞織物が存在します。
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仕覆(仕服)とは、茶入れや茶碗、挽家(茶入れを仕覆に入れて保存するための容器)などをの茶道具を入れる袋のことを表します。 続きを読む
四角い紙を細工し、細い木か竹に取り付け、風で回るようにした子供のおもちゃである風車は、「風車文」として模様化(文様化)されました。 続きを読む
鹿は古くから人間と関わりが深かったため、文様(模様)表現として活用された歴史も非常に古いです。
中国大陸最古の王朝である殷の時代から、鹿頭の飾りが用いられたり、中国神話に現れる伝説上の動物である麒麟のモチーフにもなっています。
日本においても弥生時代に製造された青銅器である銅鐸のなかに、鹿の模様(鹿文)が描かれているものがあることから、その当時から関わりがあったことを示しています。 続きを読む
観世水文とは、水が渦巻いている(流れている)様を表した模様(文様)です。
能楽の家元(流派)である観世太夫が、観世家の定色文様として使用したことに由来しています。 続きを読む
江戸小紋という言葉を聞いたことがある方もいるかと思いますが、そもそも小紋とはどのような意味でしょうか。
紋という言葉は、単一または反復文様を表し、一般的には秩序立って乱れがなく、きちんと並んでいる様を表す模様(文様)を意味します。 続きを読む
江戸時代後期に、町人の間で好まれた模様(文様)が縞です。
縞は英語で「stripe(ストライプ)」ですが、柄を表現するのには、シンプルであるがゆえに、色糸、柄の大小や間隔の組み合わせによって無限大の表現方法があると言えます。
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