「デザイン」カテゴリーアーカイブ

デザインにおける鹿文(しかもん)

鹿は古くから人間と関わりが深かったため、文様(模様)表現として活用された歴史も非常に古いです。

中国大陸最古の王朝である殷いんの時代から、鹿頭の飾りが用いられたり、中国神話に現れる伝説上の動物である麒麟きりんのモチーフにもなっています。

日本においても弥生時代に製造された青銅器である銅鐸どうたくのなかに、鹿の模様(鹿文しかもん)が描かれているものがあることから、その当時から関わりがあったことを示しています。 続きを読む →

江戸小紋(えどこもん)

小紋(こもん)とは?小紋の歴史や江戸小紋の制作工程について

江戸小紋えどこもんという言葉を聞いたことがある方もいるかと思いますが、そもそも小紋こもんとはどのような意味でしょうか。

紋もんという言葉は、単一または反復文様を表し、一般的には秩序立って乱れがなく、きちんと並んでいる様を表す模様(文様)を意味します。 続きを読む →

平安時代の庶民の衣服や染織文様がわかる『信貴山縁起絵巻』(しぎさんえんぎえまき)

平安時代後期に制作された絵巻物である国宝『信貴山縁起絵巻』(しぎさんえんぎえまき)は、奈良の朝護孫子寺に所蔵されています。

いわゆる「日本四大絵巻」の一つで、他には『源氏物語絵巻』(げんじものがたりえまき)と、『伴大納言絵詞』(ばんだいなごんえことば)、『鳥獣人物戯画』(ちょうじゅうじんぶつぎが)があります。 続きを読む →

川越唐桟(かわごえとうざん)『川越唐桟縞帳』

なぜ、江戸時代に縞柄の着物を着用することが粋(いき)だったのか?

江戸時代後期に、町人の間で好まれた模様(文様)が縞です。

縞は英語で「stripe(ストライプ)」ですが、柄を表現するのには、シンプルであるがゆえに、色糸、柄の大小や間隔の組み合わせによって無限大の表現方法があると言えます。
続きを読む →

井筒(いづつ)模様(文様)伊勢型紙

デザインにおける井筒(いづつ)・井筒文(いづつもん)

井筒いづつとは、井戸の地上部分の入り口を木や石で囲んだもので、本来は円形(筒形)のものを示したようですが、四角形のものも含まれています。

井筒文いづつもん(井筒いづつ模様)は、古くから織りや家紋などのデザインに使用されてきました。 続きを読む →

型染めされた木綿の藍染布,唐草模様,長板中型

長板中形(ながいたちゅうがた)とは?長板中形の特徴や技法、歴史について

長板中形ながいたちゅうがたは、小紋こもんや形友禅などと同じく、日本に古くからある型染めの一種です。

長さが3間半(約6m36cm)、幅が約46cm、厚さが約2cmの一枚板である「長板ながいた」に生地を広げ、中形ちゅうがたと呼ばれる、大紋だいもんと小紋こもんの中間ぐらい柄の大きさに彫られた型紙を使用して型付けを行うため、「長板中形ながいたちゅうがた」という名前があります。 続きを読む →