江戸時代における「型紙」の主要産地は伊勢、京都、江戸、会津でした。
この4つの地域で独占的に作られた型紙は、行商人の手によって全国の藍染めを生業とする紺屋(こんや)に売りさばかれてきました。
1000年以上の歴史を持つとされる伊勢型紙(いせかたがみ)は、三重県鈴鹿市の白子町と寺家町、江島地区が古くから産地として有名でした。
小紋や中形、友禅型や注染の手拭い型(手拭中形)など、各種の型紙が製作されていました。
現在では需要の減少とともに、数少ない担い手によってのみ生産され、国内で流通する伊勢型紙のほとんどが鈴鹿市の白子地区で作られています。 続きを読む