コウモリ(蝙蝠)は、「蝠」の字が中国語で「biān fú」と発音し、「幸福」 の「福(fú)」と同じ発音のために、幸せを招く吉祥(めでたい兆し)の動物とされてきました。 続きを読む
コウモリ(蝙蝠)は、「蝠」の字が中国語で「biān fú」と発音し、「幸福」 の「福(fú)」と同じ発音のために、幸せを招く吉祥(めでたい兆し)の動物とされてきました。 続きを読む
雀(すずめ)は、古くから絵画や染織文様などに用いられてきました。
太った雀の子や、寒さを防ぐために全身の羽毛をふくらませてふっくらと見える雀は、「ふくら雀」としてデザインに多く用いられます。 続きを読む
麹塵という色合いは、文献や年代によって、「青白橡」、「魚綾」などさまざまな名称で呼ばれていたとされます。
麹塵は、青色の一種で、中国では古く『周礼』にその名前がみられます。
『周礼』は、儒教経典(十三経)の一つで、『礼記』『儀礼』とともに「三礼」を構成する書物です。
『周礼』は、紀元前11世紀に周公旦(中国の周王朝最初の王である武王の弟)が作ったとも、前漢代の学者である劉歆が作ったともされます。
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檜垣は、檜(ひのき)の薄板を網代組にした垣を意味し、檜垣文は、この網代組を文様化したものです。
網代は、草や竹、木材などを材料に縦緯、あるいは斜めに交互に編んだもので、その編まれた様子を「網代組」などと呼びます。 続きを読む
錨(碇)は、船などを水上の一定範囲に止めておくために、鎖やロープを付けて海底や湖底、川底へ沈めて使う道具です。
錨(碇)形を文様化した錨文は、デザインに用いられ、家紋としても表現されてきました。 続きを読む
ウールやシルクなどの動物性の繊維であれば、比較的かんたんに染められますが、木綿を草木染めする場合は非常に難しいです。
草木を煮出して染め液を抽出しない藍染であれば、木綿との相性が良いのでよく染まりますが、いわゆる草木染めのなかでは特殊な例となっています。
一般的な煮出して染めるような草木染めは植物性の繊維に染まりづらいので、木綿や麻などの植物性の繊維を染めるためには特殊な下処理が必要です。
木綿を草木染めで染色する場合、例外的に絹よりよく染まることもありますが、基本的には絹に比べて染まりが悪く、染まったとしても淡くしか染まりません。 続きを読む
シルクの染織品はもともと毛羽があったり、擦ると毛羽立ちやすいとも言われます。
シルクの欠点として、羽毛状の繊維が混じる「ラウジネス」と、濡れた状態で擦ると毛羽立ちやすく擦れやすい点があります。
ラウジネスが多く出ている糸や布は、毛玉(ピリング)のようにもみえます。
シラミ(虱)が這い回ったように白けて見えるので、この現象をラウジネス(lousiness)と言い、語源はシラミ(louse)に由来しています。 続きを読む
振袖とは広い意味で、身頃(体の前面と背面を覆う部分)と袖の縫い付け部分を短くして、「振り」(袖つけより下の袖の部分)を作った袖のこと、もしくは「振り」をもち小袖形の衣類全般を指します。
振袖の”ようなもの”は、室町時代(1336年〜1573年)から安土桃山時代(1573年〜1603年)にかけて、当時の文献や肖像画からみてとれます。
着用しているのは、もっぱら子供や若い女性ですが、当時はまだ「振袖」とは呼ばれず、袖も現在のように長くはありませんでした。
機能面では袖の下の一部分を解くことで、空気が通りやすくして暑さを逃がすという実用的な面もありました。 続きを読む
鳩は、軍神八幡大菩薩の神使として、平安時代から信仰の対象となりました。
このため、鳩デザインは鳩文として八幡宮の神紋や武士の紋章にも用いられました。 続きを読む