古代における服薬・内服の意味

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古くから、薬を飲むことを「服薬」とか「内服」などと言います。

服薬はもともと、薬を身につけたり、衣服に縫い込んだりすることを意味しました。

古代の人は、悪霊が体内に入ると病気になると考え、悪霊が体内に入らないように、悪霊がいやがる臭いのキツいものや、強い色彩のものを腰に(佩)びたり、体に塗ったりしましたのです。

体内に入った悪霊を追い出すには、体の外に身につけるよりも、口から体内に入れた方が効果があると考え、飲むようになります。これが内服です。

中国古代の地理書である『山海経さんがいきょう』では、薬の用い方を「食・はい・服・塗」に区別しています。

「食」は口からのむ内用で、「はい」は身に帯びること、「服」は衣服に縫い込んだりすること、「塗」は皮膚に塗ることを意味します。

【参考文献】『月刊染織α1995年3月No.168』

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