槐は、庭木や街路樹として親しまれており、高さが15m〜25mほどまで成長します。
樹皮は灰白色で、古木は縦に粗い裂け目をつくります。
花の蕾は、水に浸けると黄色の色素が溶け出します。
染色・草木染めにおける槐(えんじゅ)
槐(えんじゅ)Peter coxhead, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons,Link
槐の染色には花の蕾や落花を用い、媒染剤はアルミナ、もしくは錫で鮮やかな黄色に染まります。
銅媒染で黄茶色、鉄媒染で鶸色、鉄とアルカリを併用して海松茶が染まります。
生葉を用いて銅媒染すると、裏葉色が染まります。
槐(えんじゅ)の薬用効果
薬用では、ルチンを含む花の蕾を風干ししたものが生薬名で「槐花」と呼ばれています。
漢方では、消炎、止血、収斂薬として処方されます。
中国では生薬用に落花も集めるたり、種子も「槐角」と呼んで薬用にしていました。