染色・草木染めにおける槐(えんじゅ)

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えんじゅは、庭木や街路樹として親しまれており、高さが15m〜25mほどまで成長します。

樹皮は灰白色で、古木は縦に粗い裂け目をつくります。

花のつぼみは、水に浸けると黄色の色素が溶け出します。

染色・草木染めにおける槐(えんじゅ)

槐(えんじゅ)Styphnolobium japonicum 6613

槐(えんじゅ)Peter coxhead, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons,Link

えんじゅの染色には花のつぼみや落花を用い、媒染剤はアルミナ、もしくは錫で鮮やかな黄色に染まります。

銅媒染で黄茶色、鉄媒染で鶸色ひわいろ、鉄とアルカリを併用して海松茶みるちゃが染まります。

生葉を用いて銅媒染すると、裏葉色うらはいろが染まります。

槐(えんじゅ)の薬用効果

薬用では、ルチンを含む花のつぼみを風干ししたものが生薬名で「槐花かいか」と呼ばれています。

漢方では、消炎、止血、収斂薬しゅうれんやくとして処方されます。

中国では生薬用に落花も集めるたり、種子も「槐角かいかく」と呼んで薬用にしていました。

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