布団地の文様に筒描きで表現された獏(ばく)

デザインにおける獏(ばく)

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仏教伝来と共に日本にもたらされた中国の想像上の動物であり、クマの胴体、トラの四肢、ウシの尾、ゾウの鼻、サイの目、イノシシの牙を持つとされています。

鉄や銅を好んで食べ、その尿には金属を腐食し溶かすと言う作用があると言われます。

ばくは、人間の悪夢を食べるという俗説があり、これは鉄も食べるほどの幻獣なら悪い夢も食べるだろうという発想から日本で独自に発達したと考えられます。

デザインにおける獏(ばく)

日本では古くから、獏の絵を枕の下に置いて寝ると獏が悪夢を食い、吉夢を見せると信じられてきました。

そのため、安眠が得られるようにと藍染の筒描きの技法を用いて、布団地の文様に獏が描かれることがありました。

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