九曜文(くようもん

デザインにおける九曜文(くようもん)


九曜くよう」とは、古代インドの占星学にみえる9つの天体とそれらを神格化した神を表します。

九曜くようは、天地を守る仏神として信仰され、日本においては九曜を模様化(文様化)した九曜文くようもんが平安時代末には衣装や牛車ぎっしゃに用いられていました。

デザインにおける九曜文(くようもん)

九曜文くようもんは、中央の一個の円の周辺にやや小さい八個の円を配したのが基本的な形となっています。

参照:九曜紋蒔絵螺鈿重箱くようもんまきえらでんじゅうばこ

その他には、円の大きさや配列の違いによる変化形があります。