デザインにおける杵文(きねもん) Tweet 餅もちや穀物こくもつを臼うす搗つくのに用いる道具を、「杵きね」といいます。 中央のくびれた部分を手で握って、まっすぐに搗つくように作られた形の手杵てぎねが、古くからデザインとして模様化(文様化)されてきました。 餅もちをつく行為は、縁起の良い時やお祝い事の際によく行われたため、作業道具である杵きねは、吉祥文きっしょうもんとして活用され、紋章にも用いられてきました。 Tweet